炎天下の空撮の記事です。

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炎天下の空撮

2019年8月23日(金)
炎天下の空撮

 

 

暑い日が続いております。制作課の鷹巣です。

画像は伊万里市の多々良海岸から離陸した市街全景の空撮画像です。

数キロ先に見える街や山々のスケールからすると入道雲がダイナミックに見えます。この日は炎天下の飛行でも機体に不具合が出ないかをテストしていました。

 

ドローンは精密機器のかたまりなので、暑さに対しては機体周りの様々な部分に注意を払う必要があります。これまでの経験で暑さで最初にダメになる部分は、意外なことに機体ではなくモニターに使用するタブレットでした。タブレットは機体カメラから送られる高精細な映像を随時受信してリアルタイムで表示し続けるので、負荷が高いのかもしれません。タブレットやスマホは本体が一定の温度に上昇すると画面が真っ黒になり、温度が下がるまでは一切操作を受け付けないという警告が出ます。この不具合が起きると機体を目視しながらの飛行となるので機体が視界から隠れるような障害物や高度の高い飛行の場合は見失ってしまいます。

 

 

このような現象一つでも不具合があると思わぬ事故に繋がるため、リスクの高い仕事と言えますがその分機体を飛ばすたびに得られる視覚体験は、この入道雲のようにとても貴重なものだと感じます。これからも数をこなして空から対象までの距離感を身につけ良い写真が撮れればと思います。