この時期に思い出す失敗事例の記事です。

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この時期に思い出す失敗事例

2016年12月24日(土)
この時期に思い出す失敗事例

 

いきなりパチンコ店のイメージ写真なのですが

この時期になると思いだす失敗があります。

 

もう10年以上前になるのですが、営業最前線で業務遂行していた時の話です。

私のお客様でパチンコ店の店長がいらっしゃり、当時キャラクターの提案も

採用されていい関係が出来たころでした。

今度は、今までにない豪華なデザインのチラシを

作りましょうとご提案しました。先方もノリノリで上がってきたデザイン案も

イメージどおりでした。

外国の豪華ホテルの夜景を背景にした新台入替チラシで

イルミネーションもゴージャスで店長も私も大満足のデザインが完成しました。

 

さて楽しみのチラシ折込当日、私は開店後の入店状況を確認するために

お店に出向きました。

 

ところがチラシ折込当日とは思えないほど、来店が芳しくないのです。

あまりにおかしいと思い、パチンコをされていたお客様に

「本日のチラシを見て来られたのですか?」と質問しました。

 

するとお客様は「チラシは入ってなかったよ。」と言われるのです。

一瞬、折込日の手配ミスが頭をよぎりました。

 

しかしそのようなことはないと自信があったので

実際にそのお客様にチラシを見せて

「このチラシですがご覧になりませんでしたか?」

と伺うと

 

お客様は

「なんだ、そのチラシなら見たよ。

豪華なチラシだったのでこの店のチラシではないと思っていたよ。」

 

理由がわかりました。今までのチラシと大幅にデザイン変更したために

この店のチラシだと認識されてなかったのです。

 

それ以来チラシにはその店らしさを入れることを

心がけるようになりました。(西田)